こんにちは、スタッフのTakutoです。
突然ですが、みなさんは言語学習によって「自分は成長したなぁ」と感じたことはありますか?
今回は「ドイツ語を学んで、成長した自分」について、僕の場合を例にお届けします。
1. 自分に自信がついた
幼少の頃、僕は人生初のヨーロッパ旅行で、家族にベルリンに連れて行ってもらいました。ドイツ語が全く分からず、街中の広告の絵を頼りに「あれはスーパーっぽいな」「コスメティックのお店かな」という感じで情報を収集しながら楽しんでいました。
ただ「もっとスムーズにいろんなことを楽しめたらなぁ」というモヤモヤ感は残りました。例えばショーウィンドウで「おもちゃ(っぽいもの)」を見ましたが「本当におもちゃ屋かな、まぁいいか〜」と半ば自分に言い聞かせながら帰国した経験があります。
言葉が通じると行動範囲が広がるし、新しい世界を発見できてとても面白いです。加えて「案外、自分ってやればなんとかなるやん!」といった自信に繋がったことも、大きな変化でした。
2. 自分の世界が広がった
例えば、以前はコスメティック商品に興味はなかったのですが、今では「ドイツ発」という言葉に惹かれ、NIVEA(ハンドクリームなど)やKneipp(アロマ系)に関心を抱くようになりました。「世界が広がる」という点では、言語は確かに自習できますが、他の人と一緒に学ぶと「語彙力の増え方」が変わります。関心分野だけでなく、発言や質問を通して、新しい世界(=異なった意見、単語や表現)を発見できます。
3. 英語がより理解できるようになった
これは、個人的にドイツ語を学んでとてもラッキーだと思えることでした。
同じ言語グループに属しているためか共通項目が多く、ドイツ語を学んでから英語を振り返ると、「あ〜そういうことだったのか」と気づくことが多くあります。
例えば英語では「SVOO」の文構造として教わった下の文章があります。
I send you a letter.(私は君に手紙を送る)
目的語=”you” & “a letter”
「send は目的語を2つとる」といった説明に、当時の僕は頭がパンクしていました。
でも、ドイツ語では日本語(「誰々に」「〇〇を」)と同じように3格と4格で明確です。
Ich sende dir einen Brief.
3格=”dir”、4格=”einen Brief”
「なんて理論的」と思うと同時に、「英語はその3格や4格といった変化がなくなっただけか」と思えるようになりました。(英語力を伸ばしたいけど、今は英語が苦手という方は、一度ドイツ語に触れてみられてもいいかもしれませんね。)
以上、僕の「ドイツ語を学んで成長した自分」でした。
みなさんも、ドイツ語を学習されて起きた変化はありますか?また、これからドイツ語学習を始めようとしている方もぜひ、どんどん前に向かってチャレンジしてくださいね!^^。それでは、皆さん良い1日を!
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