ラインラント・プファルツ州

    ドイツのエリア情報

    Land Rheinland-Pfalz (ラインラント・プファルツ州)

    南北にライン・東西にモーゼルが流れる水路網の発達した州です。ライン下りのハイライトはこの州に点在する古城の数々。また、ワインの生産地も多いです。州南部のヴォルムスでは宗教改革の重要な会議が行われました(ヴォルムス協議においてマルティン・ルターは99か条のテーゼの撤回を拒否)。

    Mainz (マインツ) – 州都

    古くから大宗教都市として栄え、交易上重要な街でした。ライン下りの中継点でもあります。
    マインツ
    キルシュガルテンの町並み
    マインツ
    Gutenberg Museum (グーテンベルク博物館)
    活字印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクはマインツで生まれました。ここでは彼の作品を紹介しています。世界で最初に作られた活版印刷の聖書が有名で、世界中の印刷物や歴史なども展示されています。
    マインツ
    Mainzer Dom (マインツ大聖堂)
    ケルン、トリーアと並ぶ3大大聖堂の1つです。975年に建設が始められたロマネスク様式で、赤色の壁に明るい石のドームが特徴的です。内部には原色を多用するシャガールのステンドグラスがあります。

    Trier (トリーア)

    国土の西の端、モーゼル川の上流にある、ローマ時代から続くドイツ最古の都市で、街のあちこちに遺跡が残ります。

    トリアー
    Porta Nigra (ポルタ・ニグラ)
    西暦180年のローマ時代から存在する別名「黒い門」。古代ローマを感じる重厚で巨大な黒い砂岩の建物が圧巻です。1987年にユネスコ世界遺産に登録されました。
    トリアー
    Kaiserthermen (カイザーテルメン)
    4世紀、ローマ人によって建設された巨大浴場の遺跡。混浴の間(caldarium)などが見学でき、迷路のように張り巡らされた水路や通路を歩くことができます。
    トリアー
    Trierer Dom (トリアー大聖堂)
    ケルン、マインツと並ぶドイツ3大大聖堂の1つです。内部の装飾やステンドグラスに特徴があり、またその側には13世紀に建てられたドイツ最古級のゴシック様式の聖母教会もあります。

    Koblenz (コブレンツ)

    ライン川とモーゼル川の合流点、二つの流れの狭間に町があります。ドイチェスエックでは、合流する両川の色が融合するのが見えます。また、対岸のエーレンブレイトシュタイン城塞からは、町を一望できます。

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